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常陸の国 |
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3回目の常陸路、成田に友人を送ってから鹿島に出て海岸線を北上、一路天心の美術館がある五浦を目指します。海を見ながら快適なドライブが楽しめると思ったのですが、時々海が見えはするものの大体は内陸の道。その上、大洗・那珂湊・日立、と町が近づくと渋滞して時間の割に距離が稼げず、雨情記念館に着いたのはお昼過ぎ。これから五浦美術館を見て夕方までに会津に行かなければならないのに、大丈夫かしら?
「童謡とは、童心より流れて童心をうたう自然詩である」 「童心とは、天より与えられた純真無垢なもので、全愛の心をもち、もののあはれを感ずるものである」 「民謡とは、民族生活の情緒をつたう唯一の郷土詩であり、土の自然詩である」 「詩とは、言葉の音楽である」
雨情の思い(信念)が書かれた、展示室の入り口屏風 七つの子・シャボン玉などの童謡が流れる中、生い立ち(1882年生まれ)・詩壇への挑戦・童謡の発表、と彼の生涯をたどっていきます。多くの童謡を作詞した人、と言う認識はありましたが、資産家の長男として生まれたこと、啄木や白秋と親交があったこと、そして「船頭小唄」や「波浮の港」が彼の作品だったとは、ここにくるまで知りませんでした。
(注:生家は記念館から徒歩5分ほどのところにあり、一部一般に開放されています。詳細は記念館にお問い合わせください)
野口雨情作品抄
「民衆の間にうたい継がれてきた童謡・民謡を芸術的な水準にまで高揚させ、民衆の中に生きる芸術として育成したい」と言う目的意識のもと、晩年は童謡・民謡普及のために全国を講演旅行し、新民謡の作品数も数百篇に及ぶと言います。1945年、享年63歳にて永眠。 童謡のない世界なんて「考えられない」ほど生活に密着した歌の世界。これらがもし無かったとしたら、どんなにか子供時代が味気ないものだっでしょう。私達に素晴らしい宝を残してくださって、雨情さん、本当にありがとうございます! |
入館料 : 大人300円 小中学生100円
TEL : 0293-43-4160
所在地 : 北茨城市磯原町磯原130−1
交通案内 : 常磐線磯原駅下車
天心美術館の標識に従って岬方面の道をたどると、車が徐行したり停車したりしている場所がありました。ここが"六角堂"がある、五浦美術文化研究所。標識がないと気が付か無いほどの簡素な門構えです。道路を挟んで山側には、天心のお墓もありますので見落とさないで。車の方は、100Mほど先のトイレ付き市営駐車場(無料)に置いて下さい。
天心が愛した 五浦の海と六角堂
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入館料 : 大人200円
TEL : 0293-46-0766
所在地 : 北茨城市大津町五浦727−2
交通案内 : 常磐線大津駅下車、5キロ
常磐自動車道北茨城ICより12キロ
内部は高級ホテルのように上品な色調に整えられ、まず岡倉天心記念室から見学するようになっています。広い室内には天心の書斎の再現コーナーから始まり、東京美術学校の制服と帽子(平安貴族の私服の様、とでも申しましょうか)、遺品や書簡などが並べられていましたが、どうも天心の人となりが浮き上がってこない。ここの展示より六角堂から海を眺めている方が、彼に近づけそう。そんな気さえしてきました。
"天心"という名を冠する以上、プラスαの"心"が欲しいもの。 建物が立派なだけに、「仏作って魂入れず」のような物足りなさを感じました。 |
入館料 : 大人180円 小中学生110円
TEL : 0293-46-5311
所在地 : 北茨城市大津町椿2083
交通案内 : 常磐線大津駅よりバス、天心記念五浦美術館前(終点)下車
常磐自動車道北茨城IC、又は勿来ICより約15分
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