|
|
関東地方の博物館千葉県 |
江戸東京博物館の「伊能忠敬展」で始めて目にした彼の日本地図。感激が大きかっただけに、1998年5月開館のこの記念館は気になる存在でした。
1998年9月12日、「平成の伊能忠敬・日本を歩こう!」出立大会が佐原で行われると知り、半分はこの記念館のため参加することにしました。JR佐原駅から諏訪神社の麓にある忠敬の銅像を表敬訪問してから記念館へはゆっくり歩いて15分。 佐原での商人としての生活から江戸勉学時代、そして全国測量へと時代分けした展示室。入り口で裃に帯刀姿で出迎えてくれるのが忠敬さん。
翌年正式に幕府に登用され、1816年の第10次江戸測量を最後に1818年73歳で没。 やはり見学者が熱心に見ていたのは伊能図と測量機器類。対象物との角度を測る象限儀や磁石・方位盤など、意外に簡単な道具類と測歩で「イギリス海軍まで感心させた」という精密かつ、芸術作品のような美しい地図を完成させたのですから「スゴイ!」。
江戸博の特別展会場には測量器具のレプリカや、忠敬の歩幅と自分の歩幅が比較できるコーナーがあり実際に操作したり歩幅比べをして楽しみました。新設なったこの記念館もそれを期待していたのですが・・・、なくてガッカリ。関係者の方にお願い、せめて歩幅だけでも再現して下さい。 |
入館料 : 大人500円 小中学生250円
TEL : 0478-54-1118
所在地 : 佐原市佐原イ1722-1
天保14年(1843年)、蘭医・佐藤泰然が佐倉本町に蘭医学熟を開いたこと始まる順天堂。記念館は安政5年(1858年)に移築・新築された建物の一部分。
玄関を上がると、そこは待合室?右手に見える半円の窓口がアクセントになって味わいのある空間を作り出していました。1849年には領民に無料で種痘を行ったというのですから、当時の佐倉藩は進歩的だったんですね。 中央に手術道具の並べられた12畳の和室。ここで帝王切開や癌摘出などの外科手術が行われたというのですが、何と安全性が不明ということから「無麻酔!」。痛みに弱い私など、聞いただけで卒倒しそうです。
手前の部屋に並べられているのは「日本医事文化史料集成」で自由に閲覧できます。当時の治療法や手術法・道具類を、浮世絵などで紹介してあり中々面白い。庭から渡ってくる涼やかな風に吹かれて読書に没頭するのもこの記念館の楽しみ方、と言えそう。 |
|
(入館は16:30まで)
休館日 : 月曜日(祝日の場合翌日)
入館料 : 大人100円・学生〜児童50円
TEL : 043-485-4335
交通 : 京成佐倉駅よりバスにて10分 |
|
9月13日佐原発両国行きの「伊能ウォーク」に参加したのですが、時速6キロという歩行速度についていけず、爪を傷めて成田を過ぎた2日目にしてリタイア。でも、せっかく千葉まで来ているのですから「博物館でも見て行こう」と選んだのがここ。
千葉駅から大学病院行バスで10分、博物館前バス停で降りますと遠くに(徒歩5分ほど)この建物が見えています。受付で入館料を払おうとしたら「無料です」と言われてビックリ。千葉では県立の施設は無料なのでしょうか。なんか得した気分です。 素掘りのトンネルを模したこの入り口を通ると、そこは房総の地学の部屋。この博物館では展示室毎に解説員がいらして、希望すれば展示品の解説を20分ほどでしてくれます。要所に設けられたオリジナル・ビデオには所要時間も明記。これだけ配慮が行き届いていると安心して見学できますね。
成田空港の工事中発見されたという、ナウマン象のオスの頭蓋骨。それをもとに復元された全身骨格は確かに迫力がありました。その頭蓋骨の複製(本物は東京だそうです)がガラスケースに入っています。しっかり残った歯など、これだけ完全なものは世界でも珍しいのだそうです。 房総の生物・歴史、生物の分類・海洋など、どの展示室も見ごたえがありましたが、特に興味をひかれたのは生物の分類の部屋の菌類のコーナー。カラフルな模型はまるでお花のサンプルを見ているようです。
最後にある体験学習室はどちらかというとお子様向けですが、横浜市歴史博物館にある土器パズル・触われる剥製・恐竜の足跡などなど、大人でも充分楽しめます。 |
休館日 : 月曜日(祝日の場合翌日)
年末年始(12月26日〜1月4日)
その他の臨時休館日
入館料 : 無料(特別展期間中は、会場に限り有料)
TEL : 043-265-3111(代)
所在地 : 千葉市中央区青葉町955−2
「博物館編」に戻る |
「日本編」に戻る |
「海外編」に戻る |