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シンガポール |
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聖アンドリュース教会から歴史博物館に向かう途中、前衛的な彫刻が目にとまり「何だろう?」と、吸い寄せられように入ってしまったのがここ "Singapore Art Museum"。、展示品はシンガポールを中心にしたアジアのアーティストの作品群。カップ麺などの容器を使ったり、生命維持装置風のチューブと花を結んだりと、世相を反映してかブラックユーモア的な作品も多かったですね。最後の部屋は、"書"のコーナー。現代アートに疲れた目には、この白黒の世界がとても新鮮に映りました。
この建物の前身は、1849年設立の名門男子校セント・ジョセフ学院。やや磨り減った階段、迷路のような展示室、そしてかつては爽やかな風が吹き抜けていたであろう回廊など、美術館自体が芸術品と言えそうです。 |
注:ペラナカン(Peranakan)とは:中国人男性とマレー女性が結婚して、両者の文化生活様式がミックスしてできた、シンガポール独特の文化。 |
歴史博物館の入り口では館内案内と共に、「新加坡歴史縮映」という小冊子を手渡されました。中国語と日本語で書かれた「シンガポールの歴史」解説書、これを片手に第一展示室へと入って見ましょう。
戦時中の1942年、シンガポールは日本軍の手におちたが、大戦後の1951年には英国王から自治都市の資格が与えられ、1962年には国民投票によりマレーシアと合併、その一部となった。
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正面のたたずまい、中央の吹き抜けと、それを取り囲むように配置された階段と展示室。アジア各国の古美術や民芸品を集めた展示内容も豊富で見ごたえがありますが、建物全体から伝わってくる暖かさと優しさは格別のものがありました。
それもそのはず、ここは学校の校舎を改築した博物館だったんです。きっと大切に使われていたんでしょう、建物自身が意思を持って客人を迎えてくれている、とそんな感じがしました。ボート・キー近くに別館ができるそうですが、ここはそのまま残しておいていただきたいものです。 |
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